第37話 苦痛

スポンサーリンク

苦痛

 

 

 

家族が私を避ける

無視される

私のご飯だけ無い

 

妻が子ども達を洗脳しているのは明らかだった。しかし家族の中で妻の権力は絶大で、私がどうこう出来るものではなかった

これは今までの家族の在り方が…私自身の責任だろう

 

友達に無視されるのなら、関わらないようにすればいいだけ。むしろこちらも無視すればそれ以上の関係にはならない

 

しかし家族に同じ事をされた場合はどうすればいい?

 

 

この日を境に、本当の地獄は始まった

 

 

外からは決して見えない

家の中で、

家族の中での地獄

 

 

私は自分でご飯を準備して食べる。視線のやり場はテレビしかなかった

 

長女「明日小テストがある~…だる~」

妻「ちゃんと勉強して行きなさいよ」

次女「おねーちゃん部屋漫画ばっかり読んでるから0点だよ♪」

長女「うるさい!だまれ!」

 

妻と子ども達は楽しそうな会話をしている。「この流れで自然に喋れば会話に入れるかも」と何度も思ったが、私が喋った後にシーン…となるのが怖かった。こうなってしまったら、なにもかもが怖くなってしまう

 

テーブルの上にある調味料を取ってもらう事も出来なかった

 

 

風呂に入って家族がくつろいでる中でも、自分はどこで何をすればいいのか分からなかった。『あれ?今までって、どうしてたんだっけ?」
こんな他愛もない時間の事など意識したことがない!寝転がってテレビを見たり、子どもと遊んでみたり…

 

助けを求めてハルト(長男)に絡みに行くが、

妻「ハルト寝る時間よ」

 

すぐに一人に…

 

情けない

悔しい

 

そもそもお前が浮気しておいてなんでこうなるんだ!?妻との関係を修復しようとし結果、関係が悪化…しかし起きてしまった事は仕方ない!でも子どもを巻き込むのはおかしいだろ‼勝手に男作って浮気しておいて、立場が怪しくなってきたら子どもを巻き込んでこんなッ…‼

 

悔しさと怒りで、どうにかなりそうだった

 

頭を冷やす為に私は外に出た
外の空気を吸うと、少しだけ気持ちが落ち着く

 

「こんばんわ~」

 

家の周りを意味もなくうろついていた私に、犬の散歩をしていた近所の人が話かけてきた。いい人なのだが、正直今はまったく話などしたくない

 

私「こんばんわ」

近所の人「食後の散歩ですか?笑」

私「あ、いえ、ちょっと涼みに、」

近所の人「昼間よく見かけるけど、娘さん大きくなりましたね~!」

私「ああ‼そ、そうですね!毎日見てるのであんまり分かりませんが(苦笑」

近所の人「あのくらいの年頃は可愛くてたまらないでしょ?」

 

こういう会話が一番しんどい

 

 

今の状況を知らないから、ズカズカと触れてほしく所へ入り込んでくる。ごく普通…ありきたりの会話だが、今は家族の話を他人からされたくない!何も分からないクセに、家の中の状況なんか見たことないクセに‼

 

 

 

そりゃ娘はかわ…・・・

 

 

え?

 

娘は、かわいい…よな?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました