第30話 直感

直感

 

 

ずっと考えていた…

 

仕事が終わって帰ると、家に『誰もいない』…なんてことはないよな?

私は、こんな事を考えないといけない自分が情けなくてとても悔しかった!普通の家庭でこんな事を考える人はまずいないだろう

 

 

 

 

残業が終わった
時間は6時半…
帰宅する足は自然と急いだ

 

 

『車がある‼』

 

 

心配に反して、庭に妻の車が見えて安心した‼

 

私「ただいま~」

 

・・・・・シーン。

 

『ん?聞こえなかったのか?』

 

リビングのドアを開けると妻と子ども達がいた
宿題をやったりテレビを見たりしている…

 

私「ただいま」

・・・・・

 

妻と長女はスマホを見ながら話をしている

 

 

 

 

 

次女は長男とYouTubeを見ながらこっちをチラチラ見ていた

 

 

ー 混乱 ー

 

なんで誰もなにも言わないんだ…え…?レイナ(次女)のあの目は?パパを無視する遊びでもしてるのか?いや、部屋の雰囲気からしてそんな感じはしない

 

私は沈黙が我慢できず、動揺を隠そうと喋った

 

私「ご飯は?」

・・・・・

私「アカリ?ご飯食べたの?」

 

誰も反応しないので名指しで喋った
正直、この時私は恐怖に近い感情でいた

 

妻とスマホを見ていたアカリがだるそうに一言、「食べた」

 

こっちを見ることさえしなかった
もちろんその隣にいる妻も見向きもしない

 

食べたと言っているが、どこにも晩ご飯らしき物が見当たらない…。当然私のご飯も見当たらなかった

 

 

直感で分かった…

 

 

私のご飯は無いのだと。

 

 

 

そしてもう一つ…

 

家族が私を避けている

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