始まり
これからの話は、一般的な家族の中で起きた実際の出来事である。外に出ればよく見かけるごく普通の家族…一見幸せそうで微笑ましく見えるかもしれない。
しかし、
他人からは決して見ることが出来ない
地獄もあるのです
紹介
私 【大川勇気(37歳)】
仕事は小さな工場で働いている。給料は高い訳ではなく、月曜から土曜まで仕事…お世辞にも良い会社とは言えないが家族もいるので文句など言っていられない!見た目も中身もどこにでもいる中年男性…特技や趣味も特にない
妻 【ゆうな(35歳)】
私の妻はとても気が強い!口調が強く、怒りっぽい性格だが子ども3人を育てながら家事もこなしてくれている。最近パートを始めて家計も助けてもらっているので感謝している。妻の強い性格も結婚当初からなので私は気にはならない。
しかし常に言葉にトゲがあるので友人からはよく、「なんでお前の嫁さん怒ってんの?」と言われる。
長女 【アカリ(12歳)】
まさにママそっくり!顔も似ているのだがゆうなをそのまま小さくした感じだ。
次女 【レイナ(10歳)】
お姉ちゃんであるアカリの事が大好きでいつも真似ばかりしている。憧れのようなものなのだろうか…。元気で明るい女の子だ。
長男 【ハルト(4歳)】
アカリとレイナに比べると少しおっとりしている。いや、他がハキハキしすぎてそう見えるのかもしれないが、どちらかと言うと私に似ていると思う。
妻ゆうなとの間に3人の子どもを授かり、今年夫婦の夢でもあった念願のマイホームを手に入れた!決して裕福ではないが必死に頑張ってお互い欲しい物も我慢し、叶えた夢だ。
家庭
我が家は完全にゆうな(嫁)を中心に回っている。お金の管理はもちろん、休日の予定や子どもの事もゆうなが決める。そうなると必然的に夫婦の関係性も分かると思う。
「○○だからね!」
「なんで○○なの⁉」
毎日こんな感じだ…笑
別に私がポケ~っとしている訳でもノロマでもない。(たぶん)
嫁が強すぎるだけなのだ!キツすぎるだけなのだ!
しかしゆうなにまったく不満はない!気が強く怒りっぽい・言葉にはいつもトゲがあるので世間一般的に『鬼嫁』というのかもしれないが、私は感謝している
正直私は今、幸せである
しかし、
なぜだろう
家族が私に冷たい気がする…
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