子どもと会える
今日は子ども達と会える日。2カ月以上会っていないので、会えることはとても嬉しいがどこか複雑な心境だ。子ども達はこんな状況でも変わらず接してくれるだろうか・・・
嫁が僕に子どもと会わせないようにしている中、調停で決まった今日の日。最初は2時間程度とされていたが、なぜか急に嫁から

夕方から9時くらいまでいいよ。
っと言ってきた。調停では意味不明に難癖つけて会わせないように、時間も短くしてきたくせに・・・。>>離婚体験談78 面会交流調停 1回目
ゴミ野郎と遊ぶためか?っと思ったが、もうそんな事はどうでもよかった。いっそゴミ野郎とどこかに消えてくれ
ついに
その時が来た!待ち合わせ場所で、送って来た嫁の車の中から子ども達が飛び出してきた!走って僕の方へ!
ヤバい、泣きそう。
猛烈に涙が出そうになったが我慢した!
パパーーー♪きゃっきゃ
なにも心配なかった!子ども達は何も変わっていなかった!毎回だが、この子どもに会った瞬間は胸の奥がキューンっとする。不思議な現象だ(笑)
上の子は僕と久しぶりに会ったので話したいことが沢山あるようで。下の子は、僕が準備していたお菓子に興奮しながらも抱っこしろと。
僕「どこ行きたい?」
温泉ー♪
うちの子は温泉が大好きなので、ご飯を食べに行った後に温泉に行くことにした!すると嫁が車から出てきて

9時くらいに迎えに行くから。
ばっちりメイクにお洒落をして・・・どこに行くのか知らないがどうでもいい。不思議とあまり気にならなかった。
楽しい
僕「何食べたい?」
スシー♪ポテトー!
僕「じゃ回転寿司いこっか!」
もはやなんでも楽しかった!車の中でもずっと喋っている上の子、お菓子に夢中だがかまってほしい下の子。いろんな魚が食べれるようになった事を自慢したいのか上の子、フライドポテトばかり食べる下の子。
食べ終わりお風呂へ行く。食べたお皿の数を自慢する2人!温泉へ着いてもいつも通りキャッキャとはしゃぐ子どもたち。嫁は公園や買い物とお決まりの場所で遊ぶことがほとんどなので、余計に楽しいのだろう
子ども達は泳ぎたがるので他のお客さんの居ない湯舟で遊んだ。(真似してはいけません)
僕も一緒に泳いだり鬼ごっこしたり(絶対真似してはいけません)
頭や体を洗ってやる
「みて!髪伸びたでしょ!」
「伸ばしてんの♪」
「学校でね~、あんな~こんな~
いろんな話を沢山した!
お風呂から上がりアイスを食べる。
偶然にもその日は父の日で、休憩所にお父さんの似顔絵を描ける用紙などが置いてあった。「あ!描くー!」2人とも嬉しそうに描いてくれている。いろんな色を使い、見て見てと言いながら
「出来た♪」
上の子はさすが!っといった感じだ!
下の子はウサギをかいていた。
僕「これ、パパ?(笑)」
下の子「うん★」
2枚貰った
素直に嬉しかった
泣きそうになってしまった
時間はあっという間に過ぎる
帰る時間が近づいてきた
「帰りたくない~まだ居る!」
僕の方が帰りたくない。このまま嫁が僕にしてきたように連れ去ってしまいたいが、学校も保育園もある。結局同じ事の繰り返しになってしまう
なにより苦しむのは子ども達だ・・・
涙
僕「そろそろ帰ろっか」
車に乗り、嫁との待ち合わせ場所に向かう。
下の子は疲れたのかすぐに眠ってしまった。

寝ちゃったね!

だね。
またしばらくの間、会えなくなるのか・・・僕は寂しくなったが無理にでも楽しい話をしようとした。その時、上の子が喋ったことに僕は打ち砕かれた

あたしね、
パパのことずっと大好きだよ!
いきなりで驚いた、そして帰る前でブルーになっていたのでまた泣きそうになってしまい僕は黙った

・・・・・
その時、

クラスにもね、お父さんとかお母さんが離婚してる子いるよ。だから大丈夫だよ!
涙が溢れ出てきた
胸の中の何かを打ち砕かれた気がした。僕は運転することが出来ず道の端に車を停めた。涙は止まらず何も言葉を返せなかった。
:俺は8才の子に何を言わせているんだ:
この1年間しんどいだの辛いだの言いながら嫁やゴミ野郎に復讐心を抱いていたが違った。一番しんどいのは子どもだった。「子どもの為」っと言いながらもまったく子どもの事を考えてやれていなかった。
この時ほど自分を情けないと思ったことは無い。この時ほど泣いたこともない。たった8才の子にこんな思いをさせて、こんな気を使わせて、自分だってお父さんやお母さんの様子がおかしくて不安でたまらないはずなのに!
「・・・○○(上の子の名前)はそんな事考えなくていいよ。優しいね、」
これがこの時に僕が出せた、親の立場を守る苦し紛れの一言だった。
僕は再度、車を走らせ待ち合わせ場所に向かった。どうにか話を変えようとしたのは覚えているが、あまりよく覚えていない。
決意
待ち合わせ場所に着いたが、まだ嫁が来ていなかったので上の子と肩車をしたりして遊んだ。どさくさにまぎれて、めっちゃ抱きしめた。ふざけてじゃれる振りをして。
嫁が来た
僕は上の子を嫁の車に乗せて、寝ている下の子を抱っこして移動させた。これまた思い切り抱きしめた。

またね♪パパ!
またすぐ遊ぼ!

うん
僕の涙腺は崩壊していたので、またすぐに涙が出てしまう。返事しか出来ずに見送った。
なんとも言えない気持ちになった。
以前とは違う感じだ
そしてこの時、僕は決意した
終わらせよう。
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