第62話 面会

面会

 

 

もう妻の顔は見たくもない…

1秒でも早く終わらせる為、LINEを送った

 

 

もう会って話しても、お互い良くないからやめよう
離婚の条件は、
親権は渡す
慰謝料は200万
養育費は月6万
面会はさせたくないのならしない
財産は半分ずつ
家は住む方がローンを払う
それ以外になにかあれば言って
今回の件に関して、おれはかなり譲歩してるつもりだからこの条件が気に入らないようなら弁護士を通して話しよう。その時はこっちも会社に報告させてもらうし、容赦なく争うつもりだから。

 

車で寝る事にも慣れてしまった…。屋根があるだけいいが、もちろん快適ではない。体は痛くなるし暑いし寒い!風呂は銭湯、トイレはコンビニ、場所も選ばないといけない

 

LINEを送った日から2日後…

 

妻から返信が来た

 

 

 

 

「わかった。家はそのまま住むから」

 

 

・・・・・・・

 

 

え?

それだけ?

 

いや、これは喜ぶべきなのか!?

 

予想していた反応と違った!が、「わかった」と言っているので一応…これでOKってことだよな?松原にも相談しているはずだから、事実上これで解決したって事?

 

確認の意味も込めて返信した

 

「調べたら弁護士に頼んで書面に残しておくと、後々トラブルになりにくいらしいから依頼しようと思うから」

すぐに返信がきた

「離婚届けはどうするの?」

「その書面が出来て、お互いにサインしたら出来るよ」

「あっそ」

 

・・・・・・

あっそ!?
あっそって何!?

 

腹は立つが、話が順調に進んでいるので無駄に刺激しないようにした

 

「他は大丈夫?養育費とか面会はどうするの?」

「6万でいいよ」

「面会は?」

…好きにしたらいいよ。

 

この数日、離婚が現実となって自分なりに調べたのだろう。養育費を払っている以上、面会の権利がある事を妻も知っている様子だった

 

『もちろん面会する!』

と答えるべきなのは分かっている…

 

しかし私はそう思えなかった

 

「会わさない」の言葉を期待している自分がいた

 

 

理由は分からない!ずっと無視されていたからなのか、離婚するからもう関わらないでいようとしているのか…自分でも理由は分からなかったが、会いたくないと思う自分がいる事は確かだった。「もう二度と子どもには会わさないから‼」と妻から言われたらどんなに楽だったか…

 

 

数日間、悩み続けた

 

 

体調を崩すほど悩んだ末、

 

私は決断して、その内容を書面にした

 

 

 

 

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